2010年 サントリーレディスオープンゴルフトーナメント

首位の飯島、ドライバーの不安を補う22パット

2010/06/11 18:28
メジャー並みのコースセッティングを攻略、単独首位で決勝ラウンドへ臨む飯島茜

「サントリーレディスオープン」2日目、初日と同様にグリーンはメジャー並みに硬く仕上げられ、この日も全体的に伸び悩む展開となる。その中で、午前スタートの飯島茜が5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーと2ストローク伸ばし、通算3アンダーで単独首位に浮上した。

前半は1ストローク落としたものの、「朝から昨日よりもグリーンが硬かったので、ハーフターンをしたらもっと硬くなるな、と想定はしていました」という後半。4番パー5では3打目をピンそば10センチに絡めてバーディ。さらに5番、7番と立て続けにバーディを奪い、一気にリーダーズボードを駆け上がった。

「パットがすごく良かった」と振り返る飯島。今週は、これまで2年近く愛用していたエースドライバーとは別のドライバーを使用しており、「まだ感覚がマッチしていなくて、振り切れない」と飛距離が20ヤード近く落ちているという。その状況で22パットという数字が物語るように、卓越したショートゲームで好スコアへと結び付けている。

今週優勝すれば、7月開催の「全英リコー女子オープン」出場権獲得の可能性も出てくる飯島。残り2日間、ドライバーのハンデを乗り越えて首位の座を守り続けることができるか。

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