2010年 フンドーキンレディース

東尾理子、結婚式前の最後の試合は初日で挫折

2010/05/14 17:47
左股関節を痛めながらも、ギャラリーのためにと最後までプレーした東尾理子

国内女子ツアー「フンドーキンレディース」に、地元福岡県出身ということもあり、スポンサー推薦で出場した東尾理子。6月に控えた結婚式を前に最後のトーナメント出場ということや出身地での開催ということで、気合いは入っていた。

しかし、前半の9ホールを5オーバーの「41」で終えた東尾は、後半最初の10番でトリプルボギーを叩いてしまう。「前半はそんなに悪くなかったけど、9番ぐらいでショットした時にピキっとなって、横の動きをした時には痛みがあります」。ショットの際に、左股関節を痛めてしまったという。

後半は14オーバーの「50」を叩いた東尾。トータル「91」は、自身のトーナメントワーストスコアを5つも更新することになった。それでも東尾は「もうスコアどころじゃなかったです。でも福岡だったので、スコアを気にせずやりました。一緒についてくださったギャラリーのためにも、プレーする姿を見せたかったですから」と最終18番までプレーを続けた。そして、スコアカードを提出した後で、明日以降のプレーは不可能と判断し、棄権を申し入れた。

2010年 フンドーキンレディース