2026年 日本女子オープン

「構えたらすぐ打つだけ」で5位発進 青木香奈子が心掛けるプレーファスト

2026/10/01 19:43
念願の日本女子オープン初出場で5位発進した青木香奈子

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 初日(1日)◇宝塚ゴルフ倶楽部旧コース(兵庫)◇6185yd(パー70)◇晴れ(観衆5944人)

今季ツアー出場17試合目だった3週前「日本女子プロ選手権」で13回目の予選落ちを喫した。予選通過4試合の最高14位は、半年以上前の3月「Vポイント×SMBCレディス」。しかし、前週の下部ステップアップツアー「中国新聞 ちゅーピーレディス」で3位になった。そしてこの日の3アンダー「67」という5位発進。青木香奈子は「まだ油断はできませんけど」と苦笑いしながら、やっとトンネルの出口が見えた気がしている。

きっかけは約1カ月前、国内男子ツアー中継にある。「誰ということはなく、ずっと見ていて“みんな、早く打つなあ”と思ったんです」。今季の自分はまるで逆。一打一打、結果を気にしてネガティブになり、どうしても構えてすぐに打てない。対して、男子プロだけでなく女子のトッププロもアドレスに入ってから動き出しが早い。

「いい意味で適当にというか、頭をフル回転させず、構えたらすぐに打つことを心掛けるようにしました」。狙いを決めたら、迷わずすぐに。いわゆる“プレーファスト”がなじみつつある。

今はただ、構えたらすぐ打つのみ

おかげで「疲れの少ないゴルフ」ができた。宝塚GCは市街地に隣接しており、ラウンド途中で大阪市内まで見渡せる。この日は快晴。遠くにそびえるビルを「あべのハルカスだ、おそらく…」と大阪市の南部にある“日本で2番目に高い超高層ビル”と思い込んで(?)楽しむ余裕もあった。

グリーン上では、前週、約1年ぶりに戻したクロウグリップがさえて、6バーディを奪取した。「明日からも楽しく、シンプルに、構えたらすぐに打つ。それができれば、結果もついてくると思うので」。過去に「5、6度」挑戦した予選会を初めて突破して本選出場を決めたナショナルオープン。「ずっと、どうしても出たかった」という舞台が、青木には楽しくて仕方ない。(兵庫県宝塚市/加藤裕一)

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