2010年 サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント

2打差の古閑、「18番を悠々と歩いてみたい」

2010/05/01 22:40
井上誠一氏が設計するコースに、相性の良さを感じさせる古閑美保

「サイバーエージェントレディス」2日目、4位タイからスタートした古閑美保が、3バーディ、ノーボギーと見事なプレーを見せ、通算4アンダーの単独3位でフィニッシュ。首位に2打差と、逆転優勝への可能性を手元に引き寄せた。

開幕前から、戦いの舞台である鶴舞CCの設計者、井上誠一氏の名前を出していた古閑。「絶対に外してはいけないところがあるコースなので、集中してプレーできる」と、難コースにネガティブな気持ちは無い。「私は、集中力を無くしたり油断することでミスが起きやすい。ここはティショットからセカンドまで油断できないので、集中できているのかな」。今季優勝を飾った「ヤマハレディス」の舞台、葛城GCも井上氏が設計とあり、古閑の中で相性は抜群のようだ。

「けっこう混戦だし、このコースは何があるか分からない。ショットが良くて、2、3メートルのパットが決まればビッグスコアも出ると思う。たまには、18番を悠々と歩いてみたいですね。(そういう展開が)ほとんど無いから、味わってみたいです」。好調なショットは相変わらずで、この日もグリーンを外したのは「3回ぐらい」と、プラン通りのマネジメントができている。最終日も同じプレーを続けられれば、古閑の勝算も高いだろう。

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