2010年 西陣レディスクラシック

今季初の決勝進出!竹村真琴がギリギリで通過

2010/04/17 19:40
最終18番でティショットを林に入れた竹村真琴。狙いどころを定めリカバリーを図るが3パットでボギーとなった

国内女子ツアーは今週で第6戦目を迎えているが、これまでの5試合全てに出場し予選落ちを続けてしまった竹村真琴が、ついにその壁を乗り越えた。「西陣レディスクラシック」の初日にイーブンパーの23位タイと、竹村にとっては好スタートを切った。しかし、2日目には2バーディ、6ボギーとスコアを落として通算4オーバーとなった。

先週は39位タイで2日目を迎えながら、1ストローク足りずに51位タイで予選落ちしたため、周囲はドキドキで最終ホールを見守った。17番でボギーを叩いて迎えた18番パー5、ティショットを左の林に打ち込んだ竹村は、3オンに成功し12mのバーディパットを残した。ここから3パットのボギーで終えた竹村は不満げな表情を見せた。

このとき、ボードには4オーバーが50位タイだったため、そこに竹村が加わり、49位タイとなった。竹村のあとにも全体の半分以上の選手がラウンドしていたため、安心できる位置ではないが、通過圏内でのホールアウトに周囲から「おめでとう」と声が上がった。

18番での不満顔は、予選落ちを心配してのものではなく、18番での3パットを悔やむものだった。ただ、内心は「先週のこともよぎりました」と、先週の最終ホールでダブルボギーを叩いて予選落ちになったことを頭に浮かべていた。

今季初の予選通過に明日以降の目標を聞けば「ずっと連戦で通過できなかったので、今日出来て、ちょっとはステップアップできたと思います。この調子で、普通に予選を通過して、後半戦は上位で争えるようにしたい」と、シーズンを通した目標を語る竹村。「父親に報告はしません。母から聞くと思いますし、わざわざ予選通過したぐらいでは・・・」と父親に対しては強気だ。

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