<国内女子>2024年メジャー大会の会場は?
国内女子ツアーのメジャー(公式戦)は2024年も4大会のスケジュール。「日本女子プロ」は初めて沖縄県が舞台となる。「日本女子オープン」は1971年以来の開催コースに戻る。
茨城ゴルフ倶楽部 東コース (茨城県)
ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ(5月2日開幕)
当地に場所を移した2009年以降は西コースと東コースを使用し、東コースでの開催は3年ぶり5度目となる。直近2大会において、前回の21年は西村優菜(14アンダー)、19年は渋野日向子(12アンダー)が制し、ともにメジャー初優勝を飾った。西コース開催の23年は難度を高めたセッティングに悪天候が重なり、吉田優利の優勝スコアは通算1オーバー。今年の傾向はいかに?
かねひで喜瀬カントリークラブ (沖縄県)
ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会(9月5日開幕)
1968年に大会が創設されて以降、沖縄県では初めての開催となる。過去に男子メジャー「日本プロ」(2007年、17年)が行われたほか、08年から国内シニア、17年から女子下部ツアーの会場となるなど開催実績は十分。22年の下部「かねひで美やらびオープン」の優勝者は、3日間で大会レコードの通算10アンダーをマークした櫻井心那だった。
大利根カントリークラブ 西コース (茨城県)
日本女子オープン(9月26日開幕)
女子ナショナルオープンが行われるのは、宮里美香が優勝した2010年(東コース)に続いて3度目。西コースでは樋口久子が制した1971年以来の開催となる。男子ツアーでは2014年から2年間、「アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ」の舞台となった。名匠・井上誠一が手掛けたフラットな林間コースは各ホールが松林でセパレートされ、池とバンカーが効果的に配置されている。
宮崎カントリークラブ(宮崎県)
JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ(11月21日開幕)
シーズンは今年も宮崎県で最終戦を迎える。過去45回の開催において、会場を当地に移した2003年からコースは固定。高麗グリーンと海風も特徴的なシーサイドコースがシーズンを締めくくる舞台として定着した。72ホールの最少ストロークは山下美夢有、勝みなみらがマークした「273」(通算15アンダー)。