夫イワン「ボミの第2の人生は1から100まで僕が支えたい」
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 2日目(20日)◇マスターズGC(兵庫)◇6495yd(パー72)◇曇り(観衆2985人)
イ・ボミ(韓国)が国内ツアーでの最終戦を終えた。今週は韓国俳優で夫のイワンさん、母・ファジャさんが韓国から駆けつけ帯同。2日目ホールアウト後にコメントした。
■ 夫・イワンさん
「最後は泣きそうでしたがガマンしました。(ボミが最終戦を前に)試合ごとに精神的に大きなプレッシャーがあったと思う。きょうはひとまず、スイングのこともなにも考えずに楽しんでプレーして欲しいと思っていました。たくさんのファンに囲まれて、外国人選手にも関わらず、こんなに多くの人に愛されて、応援してくださった皆様には本当に感謝しています。(結婚して勝てなくなり)自分のせいでダメになったんじゃないかと落ち込んだこともあったけど、その時は彼女が僕を励ましてくれた。そうやってお互いに支えあってきょうがある。10歳から25年ゴルフを頑張ってきたので、第2の人生は1から100まで僕が支えていきたいと思っている」
■ 母・ファジャさん
「朝、ラウンド中に食べるキンパ(韓国の海苔巻き)を作りながら“これで最後なんだ”と表現できない感情がわいて来ました。試合を見られなくなるのがさみしかったんですけど、終わると思うと、スッキリするんだ…という気持ちもありました。ゴルフを始めた頃から、夫(故イ・ソクジュさん)と『常に謙遜する姿勢でいなさい。周りの人に笑顔を与えられるような存在でいなさい』と言い続けてきました。こんなにたくさんのファンの方に応援してもらい、感謝を伝える手段がないくらい感謝しています。
これからは幸せに楽しく過ごしてほしいです。ストレスのない、本人の好きなことだけができる生活ができたらいいですね。苦しかった生活を見てきて、私もいっしょに苦しかったから。主婦業、彼女ならきっとうまくやると思いますよ(笑)」