国内女子ツアー

竹村真琴などが来季出場資格を獲得!!

2009/12/04 21:36
2010年のツアー出場資格を獲得し笑顔でインタビューに応える竹村真琴

静岡県の葛城ゴルフ倶楽部・山名コースで開催された、国内女子ツアーのファイナルクオリファイ。4日間のストローク戦で来シーズンのレギュラーツアー出場優先順位が確定した。トップ通過の金英(キム・ヨン)以下、韓国勢が上位を独占する結果となったが、日本勢では明暗がくっきりと分かれる結果となった。

最終日を4オーバーの23位タイで迎えた竹村真琴は、「朝から緊張した」と話すが、午前のハーフで4バーディを奪う大躍進。最終日を3アンダーの「69」で回り、通算1オーバーの8位に食い込んだ。このファイナルクオリファイでは、おおよそ40位までが来季の試合に出場できることになる(試合によっては出場人数の制限などがあるため、その出場可能順位は異なってくる)。

その他日本勢で上位通過を果たしたのは、5位通過の浅間生江。会場となる葛城GCが地元となる肥後かおりも11位で通過。さらにベテラン勢で西塚美希世天沼知恵子木村敏美などが健闘した。

一方、この戦いで涙を呑んだのが金田久美子櫻井有希など。金田は初日から出遅れ、4日間で19オーバーの88位。櫻井は最終日に「84」と大たたきをし、20オーバーの89位となった。櫻井は今年3月に同じく葛城GCで行なわれた「ヤマハレディースオープン葛城」でも、予選2日間で32オーバーとスコアを崩してしまったが、その時と同じような呆然とした表情でホールアウトした。

金田や櫻井は、来シーズン主催者推薦などで8試合までは出場が可能だが、それ以外は「日本女子オープン」など予選会を突破するか、ステップアップツアーでの優勝(その後4試合のレギュラーツアー出場資格がもらえる)を目指すこととなった。