大会6度目2位の鈴木愛は涙 「やるべきことはやった」
2022/11/20 16:37
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 最終日(20日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)
1打差の首位から出た鈴木愛は4バーディ、2ボギーの「69」でプレーしたが、通算20アンダー2位に終わった。今季初優勝を逃して涙を流した。
「楽しく回れたし、久しぶりのちゃんとした優勝争い。みなさんの前でいいプレーができたので、本当に楽しかった。やりきったので悔しいが、悔いはない。やるべきことはやった」
前半2つ伸ばしてハーフターンしたが、11番パー5は2mのパーパットを外した。初日バーディ、2日目パー、3日目バーディと得意ホールとしていただけに悔しさも大きかった。
同組の藤田さいきに逆転され、大会出場9度目で6度目の2位。「ずっと良いプレーをされていた。2人ともしっかりと伸ばすゴルフをする中で優勝争いができた。自分も良いプレーができたが、さいきさんももっと良いプレーをした」と素直に祝福した。
9年連続で出場となる次週の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(宮崎CC)に向けては、「ちょっと休みたいが、最終目標がリコーだったので、そこに向けて調整したい。自分のできる力を最大限に出せたら良い」と気持ちを必死に切り替えた。(愛媛県松山市/玉木充)