連覇かかる原英莉花「気持ちで勝負できるかどうか」
2022/11/17 06:26
◇国内女子◇大王製紙エリエールレディスオープン 事前(16日)◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6575yd(パー71)
大会連覇を目指す原英莉花がプロアマ戦で調整した。「この時期特有の逆光や、朝露や風などで判断が難しくなるんですが、あまり不安要素を増やさないように、落とし所をしっかりとイメージしたい」と意気込んだ。
直近3試合は8位、11位、7位と調子は上がりつつある。「ショットが先週はすごく良かったが、今週はまた違ったイメージで少しずつ良くなっている」。狭いフェアウェイに多くの選手が苦しむだけに、ショットの精度が今季初優勝の鍵を握りそうだ。
「終盤戦は良い戦いができている。あとは気持ちで勝負ができるかどうか」。出場選手が限定される次週の最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(宮崎CC)の切符を優勝で手にしたい。
前週「伊藤園レディス」で年間女王に輝いた山下美夢有もプロアマ戦をプレー。歓喜の余韻を感じながらも、「また切り替えて残り2試合優勝を目指してやる気持ち。思うような体の動きができていないので修正したい」と話した。
前週に優勝を争い、2位に終わった上田桃子からはInstagramを通じて祝福のメッセージをもらった。「大先輩としてプレーだけじゃなく、人間性も尊敬している。桃子さんみたいに人間性も尊敬される選手になりたい」。自身初の2戦連続優勝に期待がかかる。(愛媛県松山市/玉木充)