西郷真央「体が大きくてスイングもパワフル」 レキシーに刺激

◇国内女子◇ニッポンハムレディスクラシック 事前（6日）◇桂ゴルフ倶楽部（北海道）◇ 6763yd（パー72）

今季5勝の西郷真央がプロアマ戦で最終調整した。「精度をもう少し上げていきたい。週末にかけて徐々に上げていければいい」と話した。

優勝した5月「ブリヂストンレディス」以来の国内ツアー。6月は海外メジャーの「全米女子オープン」（44位）と「全米女子プロ」（30位）に参戦し、米ツアー11勝のレキシー・トンプソンら世界トップクラスの選手に刺激を受けた。

「レキシーは体が大きくてスイングもパワフル。向こうの選手のほとんどが体の作りや筋肉の付き方が違っていた。聞くと、結構な頻度でトレーニングをしていると。向こうで戦うにはトレーニングをもう少し積んでいかないといけない」

2週後の「アムンディ エビアン選手権」（フランス・エビアンリゾートGC）と8月の「AIG女子オープン」（スコットランド・ミュアフィールド）と再びメジャーに出場を予定するが、将来的な米ツアー挑戦を明言しているだけに、目指すべき姿がより明確となったようだ。

ポイントレースにも注目が集まっている。渡米前は約2倍の739.94ポイント差がついていたメルセデスランクだが、現在は2位の山下美夢有に190.34ポイント差にまで迫られている。

追われる立場だが、「一試合一試合頑張って結果がついてきたらいい」。前年10位と相性の悪くない大会を前に気を引き締めた。