国内女子ツアー

渋野日向子から祝福メッセージ 新人戦V・桑木志帆のパーソナルカラーは

2021/12/17 08:50
新人戦を制した桑木志帆(Ken Ishii/Getty Images)

今月10日に千葉県で行われた「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で優勝した桑木志帆が、同郷の先輩である渋野日向子から祝福メッセージをもらったことを明かした。

内田ことことのプレーオフを制した18歳は「皆さんに祝っていただいて、地元(岡山)の練習場でも声をかけていただきました」と“プロ初勝利”の実感をかみ締めているところ。同時期に米国で来季の出場権をかけたQスクールを戦っていた渋野からはインスタグラムでダイレクトメッセージが届き、「『おめでとう』と言ってもらえたのがうれしかったです」。国内ツアーのファイナルQT13位の資格で出場権を手にしている来季前半戦に向けて、モチベーションは高まるばかりだ。

プロテスト、QTを通過した2020年は出場したレギュラーツアー、下部ツアーの全てで予選ラウンドを通過した。「順調に来られたのが自信につながりました」。精度の高い1Wショットを中心に組み立てる安定感に胸を張りつつ、「アプローチが本当にヘタだなと思ったので重点的に練習したい」とオフの課題は明確だ。

1年を戦う体力をつけるためのトレーニングにも意欲的で、「稲見(萌寧)選手のようにたくさん試合に勝てるように、強くなりたいです」とロールモデルがたくさんいる。

16日はJLPGA新人セミナーの最終日。4日間にわたるオンラインでの“座学”を終えて「社会に出ることで自分の責任を改めて感じました」と、少々疲れた様子も見せた。多岐にわたった講義の中でパーソナルカラーのレッスンが印象に残ったとか。「スプリングタイプのイエローベース」を基本タイプと診断され「来シーズンからはユニフォームの色や、メークのカラーを変えてみたい」と来春を待ち望んだ。