国内女子ツアー

鉄板コンビでQT上位へ 佐藤心結「とても心強い」

2021/11/30 06:58
QT上位を目指す佐藤心結(写真は2021年「スタンレーレディス」)

◇国内女子◇QTファイナルステージ 事前(29日)◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(静岡)◇6412yd(パー72)

11月のプロテストに合格した佐藤心結が18ホールを確認。今週は指導を受ける三觜喜一(みつはし・よしかず)コーチがキャディを務める。

アマチュア時代に出場した10月「スタンレーレディス」でもプレーオフまで進んだ鉄板コンビだけに、「とても心強い。練習ラウンドをしている中でも距離、攻め方、ライン読みも丁寧に教えてくれる。自分ひとりでやるよりは気持ちに余裕を持てて集中できている。ありがたい」と笑顔を見せた。

前週の1次予選会(B地区)で力んで崩れていたスイングもすでにコーチと修正済みだ。「ポイントはセカンド。つけるところによっては難しいパットが残る。セカンドからしっかりとパーオンさせてボギーを打たないゴルフをできれば結果はついてくる」と力を込めた。

「スタンレーレディス」では優勝した渋野日向子も抑えてドライビングディスタンスで1位となる平均260ydを記録するなど、存在感を見せてきた。22年シーズンを開幕戦から出場するためにもQT上位通過は譲れない目標だ。

勝負の4日間へ18歳は「自信は持ってないと上位にいけない。堂々とプレーできるように頑張りたい」とプロとしてのプライドを見せた。(静岡県袋井市/玉木充)