国内女子ツアー

「過去一、運がなかった」 梶谷翼は痛恨の出遅れ

2021/11/02 17:37
出遅れた梶谷翼(写真は2020年「The “One” Junior Golf Tournament」)

◇国内女子◇最終プロテスト 初日(2日)◇城陽CC (京都)◇6400yd(パー72)

4月の「オーガスタナショナル女子アマ」を日本勢として初めて制覇した梶谷翼(兵庫・滝川第二高)は痛恨の出遅れとなった。バーディなしの4ボギー1ダブルボギーの「78」で回り、6オーバー88位で初日を終えた。

多くの選手が硬いグリーンに苦しみ、アンダーパーは13人のみ。「過去一、運がなかったです。打ったら目玉かディボットみたいな感じで。そんな中で精一杯考えたんですけど、このスコア以外は無理ですね」と振り返った。

インコースからスタートすると12番でボギーをたたき、この日最も易しいホールとなった18番パー4(平均スコア3.9554)でもボギーをたたいた。折り返したアウトでも6番でダブルボギーをたたくなど持ち味でもある正確なショットは鳴りを潜めた。

「難しいコースとは思っていたが、ここまで落とすとは思っていなかったので仕方ないかな。あすは運が良かったらいいかなと。あとはやるべきことをやろうと思います」

6月から8月にかけて「全米女子オープン」「アムンディ エビアン選手権」「AIG女子オープン(全英女子)」と海外メジャーの大舞台で腕を磨いてきたプライドもある。残り3日間へ気持ちを切り替えた。