山路晶「私も追いつきたい」 畑岡奈紗のメジャー活躍に刺激

◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 2日目（5日）◇ヨネックスCC（新潟県）◇6435yd（パー72）

ツアー初優勝を目指す22歳の山路晶が3バーディ、1ボギーの「70」でプレー、通算6アンダー3位と好位置にとどまった。前半3番（パー3）では15ydから58度でチップインバーディ。6番（パー5）では3mを沈めてバーディを奪った。「もう少しパー5でバーディをとりたかったが、最後まで攻めの気持ちがあったのがよかった」

今週の海外メジャー「全米女子オープン」（カリフォルニア州・オリンピッククラブ）で2日目を終えて9位につける畑岡奈紗とはアマチュア時代から一緒に技を磨いてきた仲だ。

「（畑岡は）背が小さいが下半身が強くて、大きく見えるのが印象的だった。アマチュアの頃から高いレベルで戦っていたので、私もなんとか追いつきたいと思っていた。奈紗のおかげでモチベーションを保っていることができる」。海の向こうで世界の頂点を目指す同年代の活躍に刺激を受けている。

新型コロナウイルス感染拡大の中、外出にも神経を使っている日々だが「きのうは美味しいと聞いたラーメン屋さんに行きました。背脂がのったやつ」と笑顔を見せた。全国各地を転戦するツアー生活だが、ご当地グルメも楽しみたい。

首位と3打差で迎える最終日。「自分も早く優勝したい気持ちは強い。あしたも自分らしい攻めのプレーをしたい」と短い言葉に決意を込めた。（新潟県長岡市／玉木充）