国内女子ツアー

ゴルフきょうは何の日<4月23日>

2021/04/23 11:46

2017年 松森彩夏と杏佳がツアー史上初の姉妹トップ3入り

2年連続の姉妹Vに向けて意欲を示した松森杏佳(右)と姉の彩夏

静岡県の川奈ホテルGC富士コースで行われた「フジサンケイレディスクラシック」で、姉・松森彩夏と、妹・松森杏佳が最終日にともに4バーディ、3ボギーの「71」で回り、通算8アンダー3位タイで終えた。日本女子プロゴルフ協会によると、姉妹そろっての同一週・同一大会のトップ3入りはツアー史上初めてだった。

妹の杏佳は前半にスコアを2つ伸ばして一時は首位タイに立っていた。最終18番でパーパットがカップを蹴って痛恨のボギー。パット数は「30」とグリーン上に苦しむ一日となったが、「優勝争いは楽しかったし、自分のゴルフに集中してプレーできた」と清々しい表情を見せた。

一方で、彩夏は3番で3パットのボギーをたたいたことで流れを悪くし、「チャンスにもつけられず、パーを拾うゴルフ」と前半から苦しむゴルフとなっていた。後半13番から2連続バーディ、16番でもバーディと粘るもトップと4打差で終えた。

「スコアまで仲良し」と笑った杏佳に対して、妹との上位争いに「刺激になる」と話した彩夏。「姉妹で活躍してツアーを盛り上げていけたらいい」と語った。