2021年 KKT杯バンテリンレディス

叔母は賞金女王 熊本の高3・竹田麗央が好発進

2021/04/17 07:09
地元熊本出身のアマチュア竹田麗央

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 初日(16日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6501yd(パー72)

18歳のアマチュア・竹田麗央(熊本国府高3年)が初日3バーディ、2ボギーの「71」で18位。「一昨年に出たときよりも、全然緊張していなくて逆に力が抜けすぎていたくらい」と、2年ぶり4度目となるレギュラーツアー出場で、初めてアンダーパーをマークした。

母は女子プロの平瀬哲子(さとこ)、叔母は2度の賞金女王に輝いた平瀬真由美。今週はコーチである母がキャディを務めていて、安心感は「あります」と初々しく微笑んだ。

持ち味は「だいたい250~60yd」という1Wショットで、打ち上げの15番では、同組の吉田優利を軽く20ヤード以上オーバードライブして、吉田も思わず「信じられない」と声をもらした。「真由美おばさんからは『振っていきなさい』みたいに言われました」と、166センチの恵まれた身体から豪快なショットを連発した。

憧れの女子プロはイ・ボミ(韓国)で「今日、トイレで話しかけてもらった」とうれしそう。男子プロではダスティン・ジョンソンが好きだという。

過去3度のレギュラーツアー出場でまだ予選通過はできていないが、「2年前はただ攻めていたけど、今年は攻めるところは攻めて、パーを獲るところは獲ることができた」と成長も感じている。「オーガスタ女子アマ」を制した梶谷翼とは同学年。今年、プロテスト受験を控えた竹田が秘めたポテンシャルを開花させるか?(熊本県菊陽町/今岡涼太)

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