「まだ5試合目」小祝さくらの好調はいつまで続く？

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 事前（31日）◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(静岡県)◇6564yd(パー72)

今年に入って4戦2勝の小祝さくら。獲得賞金は早くも1億円を突破して、3月上旬から“さくら満開”が続いている状態だ。

それでも、当の本人は「練習内容とかやることは毎年変わらなくて、しっかり下半身を使うとか、身体が突っ込まないようにするとか、シンプルな感じです」と、いつも通りのマイペース。沖縄から5連戦目を迎えているが、「まだ5試合目なので」と疲れを気にする素振りもない。優勝→23位→優勝→20位と続いて迎える今週も、優勝候補の筆頭だろう。

「セカンドショットをダメなところに外したらすぐボギーになるコース。アイアンショットの調子が良くないと厳しいので、そういうところをしっかり気を付けてプレーしたい」という小祝。この日の練習ラウンドでも、入念にメモを取りながらコースの下見を行っていた。

ところで、今大会は優勝賞金1800万円に加えて、副賞としてヤマハのクルージングボートと自動演奏機能付きグランドピアノがゲットできる。開幕前の段階で気は早いが、沖縄で小型ボートを獲得したばかりの小祝は、それを聞いても「2台目は…」と困惑気味。一方で「ピアノはすごいなと思いながら見ていました」とちょっぴりテンションは上がったが、「家に置くのは…」と現実を考えると歯切れは悪い。本気で考える必要が出てくれば…本望か。