「もっと良いスコアでもおかしくなかった」渡米前最後の国内戦、渋野日向子は「69」
2021/03/28 14:35
◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 最終日(28日)◇UMKCC(宮崎県)◇6568yd(パー72)
通算1アンダー32位から出た渋野日向子は4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算4アンダーとスコアを伸ばして渡米前最後の国内戦を終えた。「きょうはショットでこのスコアで回ることができた。後半ショート(したパット)もあったけど、もっと良いスコアでもおかしくない内容だった」と納得の表情を見せた。
雨が降る中、インからスタート。出だしの10番(パー5)をバーディ発進とし、14番でも伸ばしたが、前日ダブルボギーをたたいた17番で1.5mを外してボギーとした。続く18番(パー5)で3打目を1m弱に寄せてバーディパットを残した午前10時50分に、降雨によるコースコンディション不良で一時中断となった。
同11時29分の再開後に、バーディとして折り返すと、2番(パー3)で2mにつけて、この日4つめのバーディ奪取。その後はパーを並べるもどかしい展開が続き、最終9番では4m弱のバーディパットを外してあきれ笑いも。それでも「中断もあったが、流れを切らさず最後までプレーできた」と振り返った。
開幕前に「集大成」と位置づけた自身の発言を修正して「通過点」とした今大会。初日から「69」「74」「69」と波があり、改造中のスイングは「完成形が見えていない」なか、次週は海外メジャー「ANAインスピレーション」(4月1日~/カリフォルニア州ミッションヒルズGC)に出場する。現時点で「6月末まで帰れない想定」とし、米ツアーに参戦する予定だ。