2009年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯

メジャー史上最長となる「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」

2009/07/01 21:21
大会概要を説明する樋口久子会長とディフェンディングチャンピオンの辛ヒョンジュ

今年9月に、岐阜県にある岐阜関CCで開催される国内女子メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」のコース視察及び大会概要発表の記者会見が1日、会場となる岐阜関CCで行われ、今年のコース総ヤーデージ数は6,632ヤード(パー72)で、国内女子のメジャー大会史上最長となることが分かった。

女子プロ日本一を決める今大会、昨年は辛ヒョンジュ横峯さくら、申智愛の三つ巴の優勝争いが最終ホールで決着するという劇的な幕切れを見せた。ディフェンディングチャンピオンの辛は、「今日のラウンドでも2打目でウッドを沢山使いました。9月は今よりグリーンも硬くなるし、難易度が高くなると思う」と、長距離コースに警戒感を示していた。

大会のコースセッティングを担当する小林浩美氏は、18番をキーホールに挙げる。432ヤードと距離の長いパー4で、フェアウェイの幅は20ヤードに狭める予定という。最終ホールまではバーディやボギーでスコアを上下させつつも、最後は飛ぶ人でも飛ばさない人でも、ティショットをきっちりとフェアウェイに置いたものだけが、バーディを狙えるというシビアなフィニッシングホールとなりそうだ。

今大会が開催される岐阜関CCは、過去9度の日本タイトル公式戦を開催しており、今大会が10回目、女子の公式戦は1990年に西コースで開催された「日本女子オープン」以来、19年ぶりの開催となる。また、同大会のサポートを97年から続けるコニカミノルタホールディングスの中村広報部長は、「わが社のモットーである商品・サービスの提供を通じて感動を与えるということが、今大会の感動の歴史と一致する」と、世界的な不況の中でも協賛を続ける意義を説明した。

2009年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯