国内女子ツアー

北田瑠衣が3年ぶりの優勝!

2007/11/11 18:37

千葉県長生郡のグレートアイランド倶楽部で行われている、国内女子ツアー第34戦「伊藤園レディス」最終日。5アンダー単独首位でスタートした北田瑠衣に、スコアを伸ばした茂木宏美佐伯三貴が並び、3人でのプレーオフが行われた。

その2ホール目、北田がパーをセーブし3年ぶりの優勝が決まった。今週、優勝すれば最年少賞金女王誕生の可能性もあった上田桃子は、最終日にスコアを伸ばせずイーブンパーで15位タイ。上田を追いかける立場の横峯さくらは、通算4オーバーの30位タイとなった。

北田瑠衣

「今日はパットが全然入らなくて・・・。18番は1メートルほどのバーディパットでした。ティグラウンドで佐伯さんのパッティングに歓声が上がったので、バーディを獲ったんだと思いました。でも自分がグリーンに来たら、それがボギーだったと知って急に緊張してしまいました。それまでカップの右に外したり、蹴られることが多かったので、右だけには外したくないと思ったら、軽いスライスを読みすぎて外してしまいました。

プレーオフは生まれて初めて経験です。プレーオフの前にあのバーディパットを外していますので気分転換もかねてトイレに行きました。少し間を取りたくて。シーズンも終盤なので優勝よりもまず順位を上げてシード権を獲りたいと思っていました。まさか優勝できるとは。2004年に3勝したときとは気持ちが全然違います」