お弁当を差し入れ 宮里美香が医療従事者支援
2020/05/14 14:24
米ツアー1勝、日本ツアー2勝の宮里美香が14日から地元の沖縄赤十字病院のスタッフにお弁当を届ける支援を始めた。新型コロナウイルス感染拡大防止への対応にあたる医療従事者に感謝の念を示し、6月25日までの平日に毎日行う。
「みかんプロジェクト」と題された支援で3つの飲食店が日替わりで協力する。医療従事者からオーダーのあったお弁当を1日30から40食を目安に、宮里が購入する形で届けるという。
協力する飲食店『たけすみ』はミックス弁当やネギ塩鶏炭火焼き弁当、炭火豚しょうが焼き弁当、牛ハラミ炭火焼き弁当などの6種類を用意。『沖縄ステーキハウスハンズ』はステーキ弁当やハンバーグ弁当、オリジナルのカレーなどが注文できる。創作料理を提供する『アゲマス』は同県の食材を使った日替わりメニューを提供するという。
お弁当は昼前に、「毎日ご苦労様です。皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。美味しいお弁当を食べて、少しでも皆様の癒しになりますように」という宮里のサイン入りメッセージとともに病院に届けられる。
緊急事態宣言が出され、売上減少など厳しい状況の飲食店をサポートする狙いもある。宮里は「自分の友達でも飲食店を経営している人がいて、医療従事者も満足に食事をとれていないのではと思っていました」と話す。