国内女子ツアー

ピッチャー渋野日向子 瀬戸大也さんにストライク!

2020/01/10 20:46
「始球式」で盛り上げた4人。左から宇津木妙子さん、瀬戸大也さん、渋野日向子、稲葉篤紀さん

2019年「全英女子」覇者の渋野日向子は10日、東京都内で開かれた「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式に出席した。野球の国際大会「プレミア12」を制した侍ジャパンの稲葉篤紀監督、水泳の世界選手権で個人メドレー2冠に輝いた瀬戸大也さんらとともに表彰され、舞台上でソフトボールのピッチングを披露した。

司会者から「2020年に向けた始球式をお願いします。投手は渋野選手に」と指名されると、キャッチャー役としてソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子(うつぎ・たえこ)さんがサプライズで登場。通常より距離が短いため軽めの投球になったが、瀬戸さんが打席に立つ中、宇津木さんのミットにしっかりボールを収めた。稲葉監督からは幼少期に磨いた投球フォームを褒められ「構えたところにいって良かったです。試合より緊張しました」とほおを緩めた。

バッター役の瀬戸大地さん相手に始球式を行った渋野日向子

年末はテレビ出演やイベントなど多忙を極めたが、元日から体を動かしたという。3日には1200球ほどの打ち込みを行い「その日の朝にコーチに連絡して、いつから練習ですかって言って(笑)。コーチのところに行って練習して、筋肉痛になりました」と苦笑いした。

27日からは約10日間のタイ合宿を組む。「(世界ランキング)15位以内で五輪に出たい」との目標に向け、2020年の初戦となる米ツアー「ホンダ LPGAタイランド」(2月20日~、サイアムCC)に備える。(編集部・林洋平)

表彰式でも笑顔