五輪女子ゴルフの服部道子コーチがツアー視察 渋野日向子は「唯一無二」

2020年東京五輪ゴルフ競技の女子代表コーチを務める服部道子が17日、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」2日目の会場に視察で訪れた。

2週前の「AIG全英女子オープン」で日本人女子42年ぶりのメジャー優勝を果たし、最新の世界ランキング（8月12日時点）で五輪代表入り圏内となる日本人2番手につける渋野日向子と、ハーフターン時に会話を交わした。

「疲れもあると思うし、環境も変わったけれど、彼女にはそれを力にするパワーがある。階段を1つ1つというか、一気にボーンとエネルギーに変えられる気がする」と評価。渋野の選手としての印象を問われると「全英のプレーぶりもそうだし、あのキャラも唯一無二」と述べた。

五輪女子ゴルフの代表選手は、2020年6月30日時点の女子世界ランキングに基づいて決定。各国の上位2番手以内（同ランク15位以内なら4番手まで）が条件となる。現時点で10位の畑岡奈紗が1番手、14位の渋野が2番手。28位の鈴木愛が3番手、45位の比嘉真美子が4番手につけている。