2019年 関西オープン

石川航がツアー初のアンダーパー “兄貴分”の星野陸也は首位争い

2019/05/23 20:17
ツアーで初のアンダーパーで終えた石川航(左)。同組の星野陸也も絶好のスタート

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 初日(23日)◇KOMAカントリークラブ(奈良県)◇7043yd(パー72)

推薦で出場する石川遼の弟でアマチュアの石川航(日体大2年)が4バーディ、1ボギー1ダブルボギーの1アンダー「71」で回り、レギュラーツアー7試合目の出場で初のアンダーパーを記録した。順位でも24人が出場するアマチュア勢で2番手につける37位タイとし、初めての予選通過も見えた。

前半の4番でダブルボギーが先行したが、「きょうはショットが良くて、バーディパットもベタピンが多かった」と着々とカムバック。6番と13番(パー5)では1mにつけてスコアを伸ばし、終盤17番(パー5)ではピンまで5mに2オンしてイーグル逃しのバーディを奪った。

今週は組み合わせにも恵まれている。兄と同じマネジメント事務所で練習をともにすることが多い星野陸也と同組になり、「リラックスしてできた」という。星野との同組ラウンドは、2016年と18年の「RIZAP KBCオーガスタ」に続き、今週で3試合目となる。

その星野も石川の成長を実感しているようで、「久々にワタルを見て、スイングが変わっているのが分かったし飛距離も出ていた」と評価。「大学で頑張っているんだなと感じた」と目を細めた。

星野自身も5バーディ、ボギーなしの5アンダー「67」をマークし、首位に1打差の4位タイと絶好のスタート。2日目を終えて、ともに笑顔で週末を迎えるか。(奈良県奈良市/塚田達也)

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