2019年 東建ホームメイトカップ

出水田大二郎が勇気をもらった“孔明師匠”の言葉「お前いい球打つな」

2019/04/20 18:58
出水田大二郎 がツアー2勝目に向けて前進した

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 3日目(20日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

首位と2打差の4位からスタートした出水田大二郎が6バーディ、5ボギーの「70」でプレー。首位と1打差の通算9アンダー3位とし、「初日、2日目よりショットがぶれたけど、なんとか耐えられたかな」と優勝争いに踏みとどまった。あすはツアー初優勝を飾った2018年「RIZAP KBCオーガスタ」以来の最終日最終組スタートとなった。

同じ九州出身で兄貴分と慕う先輩の小田孔明とともに回ることになり「普段からよく一緒に回らせてもらっているので、リラックスしてできるかと思います」。小田との関係は「2年前の東海クラシックの練習ラウンドから」だといい、今オフには小田が行う宮崎合宿に参加した。ラフからの打ち方やアプローチなどを教わったが「まだまだショットの引き出しが足りない。孔明さんのような低い、いかつい球を打てるようになりたい」と小田との差を実感した。

出会った頃の「お前いい球打つな、このショットがあれば上に行けるよ」という2014年賞金王の言葉に、「俺にもできるんじゃないかな」と勇気をもらい自信につながった。ツアー2勝目へ向け、「最後の最後まで競い合いたいですね」と胸を借りるつもりでぶつかる。(三重県桑名市/石井操)

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