2019年 SMBCシンガポールオープン

師匠は小田孔明 22歳の和田章太郎が試みるフェードボール

2019/01/19 22:44
同伴競技者にも恵まれたと話す和田章太郎。ホールアウト後にがっちり握手

◇国内男子&アジアンツアー◇SMBCシンガポールオープン 3日目(19日)◇セントーサゴルフクラブ (シンガポール)◇7403yd(パー71)

プロ6年目、22歳の和田章太郎が4バーディ、4ボギーの「71」でプレー。通算6アンダーとし、首位の藤本佳則に次ぐ日本勢2番手の9位で持ちこたえた。「体調管理不足もあって、昨日の疲れがあまり抜けてなくて、耐えるプレーになった」と不満げだが、「最低限のプレーはできた」と及第点をつけた。

この試合で初めて「フェードボールを試している」という。2014年4月のプロデビュー戦「つるやオープン」で、小田孔明と練習ラウンドをともにした。それをきっかけに、合宿にも参加。師と仰ぐ小田の「それで戦うのは結構、厳しいよ」という言葉を受け、持ち球をドローからフェードに変えるトレーニングを積んできた。

「自分的にはまだ50%くらい。完成度は低いが、フェードしなくてもストレート系の球が打てるようになった。それだけでも、攻め方が変わった」と自信を持つ。

「優勝は難しいかなと思うけど、持ち球のフェードを再現できるように1打1打集中してやりたい」(シンガポール・セントーサ/柴田雄平)

2019年 SMBCシンガポールオープン