2018年 日本シリーズJTカップ

米国話に花咲かせ 石川遼は優勝以来のトップ10発進

2018/11/29 21:41
石川遼は2アンダーの7位で発進した

◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日(29日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

石川遼は4バーディ、2ボギーの「68」でプレーし、2アンダーとして首位と3打差の7位で発進した。「もうちょっといけたような、もうちょっと悪くなってもおかしくなかったような感じ」と振り返ったが、初日をトップ10で終えたのは優勝した2015年大会(9位)以来となる。

前半は「流れをつかむのが難しかった」と一進一退を繰り返した。9番から13番にかけて4ホールでグリーンを外し、いずれも2m前後のパーパットを残したが「それをしのげたのが大きかった」と分析した。15番(パー3)、16番でチャンスを決めきれない場面もあったが、「それを決められなかったというよりは、ピンチをしのげた方が大きい」と口調は前向きだ。

この日は小平智と9月の「トップ杯東海クラシック」以来となる同組でプレーした。現在の主戦場は小平が米国、石川が日本と昨年までとは入れ替わった。「ほんと楽しかったです」とラウンド中は米ツアーの選手やコースの話に花が咲いたという。「あのコースのあのバンカーをキャリーで越えるか」など「アメリカのコースの話をできるのは楽しい。数少ない共通の話ができる方」と笑顔を見せた。(東京都稲城市/柴田雄平)

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