2018年 トップ杯東海C

オデッセイの新展開 トゥーロンパターを石川遼が投入へ

2018/09/27 07:30
石川遼が握るオデッセイ トゥーロン SF プロトタイプ

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 事前情報◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7330yd(パー72)

石川遼が27日(木)開幕の「トップ杯東海クラシック」で新しいパターを投入することを決めた。パターブランドのオデッセイが今後展開予定のプロトタイプで、開幕前日にはL字マレット型のモデルを握った。

製品名は「オデッセイ トゥーロン SF プロトタイプ」。メーカー関係者は詳細を伏せたが、シルバー色の削り出しモデルで、石川が求める打感や音を追求したという。

オデッセイを持つキャロウェイゴルフは一昨年にトゥーロン・デザインを買収し、日本でもブランド展開を開始。今後「オデッセイ トゥーロン」シリーズがリリースされる予定だという。トゥーロンはパターの形状ごとに米国の地名を名付けてきた。SFはサンフランシスコの略。オデッセイの「#9」にあたるL字マレット型を示すようだ。

前週の「ダイヤモンドカップ」で予選落ちした石川は、同大会の2日目に風邪をひき、週末は体調回復に努めてきた。「見に来ていただければ元気だということをわかっていただける」と全快を強調したが、むしろ問題は8月末の熱中症で失ったショット感覚の回復だ。

「10日間以上クラブを振らないと、手の平が軟らかくなってしまった。手とグリップの間に、“何かが挟まっているような”感覚が先週はあった。今でもショットによっては残っている。一打でも早く戻したい」。予選ラウンドは米ツアーで戦う小平智、9月「フジサンケイクラシック」で初勝利を挙げた弟分の星野陸也と同組でティオフする。(愛知県みよし市/桂川洋一)

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