2018年 ISPSハンダマッチプレー

来季もマッチプレー開催 新規大会も構想/国内男子

2018/09/11 11:15
表彰式で来季の構想を明かした大会会長の半田晴久氏

◇国内男子◇ISPSハンダマッチプレー選手権(3回戦~決勝戦)◇鳩山カントリークラブ(埼玉)◇7115yd(パー72)

前週は、総勢104人の頂点を争う国内唯一のマッチプレー大会が開催された。昨季にマッチプレーが14年ぶりにツアー復帰してから2回目で、優勝賞金5200万円(前年比+200万円)、賞金総額2億3000万円(同+2000万円)に増額。3回戦からは敗者による順位決定戦を取り入れるなど、規模を拡大して行われた。

大会を主催するISPS(国際スポーツ振興協会)の半田晴久会長は表彰式のスピーチで、来季もマッチプレー大会を継続すると約束。賞金総額を1億円に縮小する代わりに、新たな主催大会を別に1試合行う構想を明らかにした。

8月に千葉県で予定する新規大会は、ギャラリー参加型がコンセプト。入場料は4日間を通して無料とし、各日の先着1000人には弁当をサービスする予定だ。親子連れのギャラリーには玩具やお菓子をプレゼントし、「縁日みたいに家族一緒に見られる」大会を目指すという。

一方で、継続するマッチプレー大会はフォーマットを変える予定とし、以下の2パターンで想定しているとした。

1)ストロークプレーの予選を行い、通過者が18ホールマッチプレーに進出
2)ストロークプレーの予選を行い、通過者が最終日の6ホールマッチプレーに進出

2)はISPSが主催する欧州ツアー「ISPS HANDA ワールドスーパー6パース」で、昨年から導入したフォーマット。ツアーを主管する日本ゴルフツアー機構(JGTO)と協議を進めて決定するという。(編集部・塚田達也)

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