男子ツアーが再開 賞金レースの現状は?
2018/08/23 07:26
◇国内男子◇RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡)◇7151yd(パー72)
2018年の国内男子ツアーは23日、3週のオフを経て再開した。前回のツアー競技は7月末の「ISPSハンダマッチプレー選手権」。ストロークプレー競技は「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」以来、実に7週ぶりだ。賞金ランキングには4大メジャーの結果が反映され、レースは秋に向けて本格化する。
ランキングトップで残り14試合(全25試合)を迎えたのは24歳の時松隆光。2位の秋吉翔太に約350万円差をつけてリードしている。
時松は夏場に「全英オープン」、「WGCブリヂストン招待」、「全米プロゴルフ選手権」に出場し「ケチョンケチョンにやられた」と振り返る。「全然まだ足りないということを勉強できた。一番感じたのは、ナイスパットをすれば日本では入るけれど、アメリカではそうはいかないこともある。(状態が)悪いなりにまとめる力も絶対に必要。そういうアメリカで得た経験を無駄にしたくない」
リスタートとなる今大会は、福岡出身の時松にとっては地元大会。とはいえ、2013年の初出場から6年連続で予選落ちを喫している試合でもあり、まずはリベンジを果たしたい。「(後半戦は)安定して、というのが第一の目標。腐らずにプレーすることを学んだ」と着実なステップアップを目指す。(福岡県糸島市/桂川洋一)
〈2018年・国内男子ツアー賞金ランキングトップ5〉
1/時松隆光/4186万2161円
2/秋吉翔太/3837万7000円
3/市原弘大/3501万5571円
4/小平智/3454万9321円
5/谷口徹/3440万4900円