石川遼は2発のOBで出遅れ 早くも予選落ちのピンチ
2017/11/02 17:58
◇国内男子◇HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 初日(2日)◇PGMゴルフリゾート沖縄 (沖縄)◇7005yd(パー71)
東シナ海からの強烈な風に足取りも重かった。国内ツアー復帰後から3試合連続予選落ち中の石川遼は、4バーディ、4ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの「76」でプレー。5オーバーの87位で初日を終えた。
「2つのOBがあってもパープレーぐらいで終えないといけない。練習していることができなかった」。後半12番ではティショットを左に打ちこみOB。15番も1打目を右に曲げたOBからのトリプルボギーとし、「OBの2つは振れてなかった。OBを怖がっているようじゃまだまだ。体とクラブのタイミングが合っていないときは振れていない」と反省の言葉を並べた。
「将来的には300ydを真っすぐに打てないといけない。ドライバーとアイアンが同時によくなっているのは今までとは違う」。18番(パー5)のドライビングディスタンスは311ydを記録してバーディにつなげた。手応えの1打もあるだけに、もどかしさが募る。
「時間がある限り練習したい」とホールアウト後は練習場に直行し、スイングの修正に励んだ。国内ツアー4戦連続予選落ちとなれば、プロデビューした2008年以来2回目となる。現時点の予選カットライン(60位まで)は2オーバー。週末のプレーに早くも黄色信号が灯ったが、最後まであきらめない。(沖縄県恩納村/玉木充)