2017年 ダイヤモンドカップ

片山晋呉が過少申告で失格 ダボをボギーと誤記

2017/09/22 19:07
ツアーでは自身2度目となる過少申告で失格となった片山晋呉

◇国内男子◇アジアパシフィック ダイヤモンドカップ 2日目(22日)◇カレドニアン・ゴルフクラブ (千葉)◇7100yd(パー71)

2週間前の「ISPSハンダマッチプレー選手権」で今季初優勝を挙げて以来の出場となった片山晋呉が、第2ラウンドのホールアウト後に過少申告により失格した。後半15番をダブルボギー(6打)としたが、「5」と記入したスコアカードを提出してアテストエリア(スコア提出所)から退出。ゴルフ規則6-6 d(※)に抵触した。

関係者によると、片山がアテストエリア退出後に担当者が誤記に気づき、本人に事実確認したところ誤りを認めたという。

片山は3アンダーの16位からスタート。15番のダブルボギーのほか2バーディ、4ボギーとして、正しくは4オーバー「75」だった。誤記による失格がなければ、カットラインに1打届かない通算1オーバーで予選落ちしていた。

日本ゴルフツアー機構(JGTO)によると片山のツアーにおける競技失格は通算4回目。過少申告による失格は2005年の「ブリヂストンオープン」第2ラウンド以来、2回目となる。

(※)ゴルフ規則6-6 d スコアの誤記(抜粋)
競技者は、自分のスコアカードに記入された各ホールのスコアが正確であることについて責任がある。競技者があるホールのスコアを真実のスコアよりも少なく申告した場合、その競技者は競技失格となる。

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