Jアラート発令で競技中断 約40分後に再開/男子ゴルフ
2017/09/15 07:49
◇国内男子◇ANAオープンゴルフトーナメント 2日目(15日)◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース (北海道)◇7063 yd(パー72)
第1組がスタートして間もない午前7時過ぎに、弾道ミサイルが日本に落下する可能性があるときに活用される全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令され、競技が一時中断した。
日本政府は、北朝鮮西岸から弾道ミサイルが発射され、7時4分ごろから6分ごろに北海道上空を通過して、7時16分ごろ、襟裳岬の東、およそ2000キロの太平洋上に落下したものと推定されると発表した。
競技は7時にインコースから第1組がティオフ。3人目の池村寛世が1打目を打つ前にJアラートが発令され、会場に即時避難を告げるサイレンが鳴り響いた。コース内にいる選手や関係者、ギャラリーたちはクラブハウスへ避難。競技は約40分の中断を挟み、7時40分に再開した。
クラブハウス内にはJアラート発令時の対応に関するマニュアルを掲示しており、ミサイルが上空を通過して被害の危険性はないと判断した場合には、競技を再開する旨が記されている。(北海道北広島市/塚田達也)