2017年 フジサンケイクラシック

ホールインワン請負人のおかげ!?薗田峻輔に800万円のビッグボーナスか

2017/08/31 19:42
ホールインワンでビッグボーナス!ご満悦の薗田峻輔とキャディのビント氏

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 初日(31日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566yd(パー71)

薗田峻輔が、後半16番(パー3/217yd)でツアー自身初となるホールインワンを達成した。800万円(該当者複数の場合は均等割り)のビッグボーナスを手にし、周囲の選手からは「ご馳走様です!」の声が飛び交った。

2005年から開催コースを富士桜CCに移して以降、16番のホールインワン達成者は05年のI.J.ジャン(韓国)、08年のフランキー・ミノザ(フィリピン)に続いて3人目。もともとの賞金は300万円の設定だが、達成者が出なかった場合は100万円が加算された上で、上限を800万円として翌年に繰り越される。ジャンは800万円、ミノザは500万円を獲得していた。

「気持ちがいいショットだった」と5Iで振り抜いたボールはピン手前5mにキャリーし、3バウンドしてからラインに乗ってカップイン。3オーバーとしていた終盤の起死回生の一打が効き、1オーバーの17位タイで初日を終えた。

ちなみに薗田のキャディを担当するスコット・ビント氏は、2005年に800万円をゲットしたジャンのバッグを担いでいたというから驚きだ。ホールインワンの直後に「I.Jのときと番手も同じだよ!」と大はしゃぎし、薗田は初めてその偶然を知ったという。

ホールアウト後の練習グリーンでは仲間内でもその話題で盛り上がり、ビント氏は賭け事の大当たりを意味する「Jackpot!」と満面の笑顔で声を上げた。(山梨県富士河口湖町/塚田達也)

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