2017年 フジサンケイクラシック

2週連続V懸かる池田勇太、飛距離UPで長距離コース攻略に自信

2017/08/30 18:19
前年と同じハウスキャディとタッグを組む池田勇太。自身初の2週連続Vに挑む

◇国内男子◇フジサンケイクラシック 事前情報(30日)◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566yd(パー71)

前週の「RIZAP KBCオーガスタ」で今季初優勝を飾った池田勇太は、開幕前日の30日にプロアマラウンドをプレー。「しっかりコースと向き合える、難度が高くて好きなコース。(印象は)ぜんぜん良いですね」。過去8回の出場で、2位1回(2012年)を含むトップ10入り4回のコースは、自身初の2週連続優勝に向けて格好の舞台となる。

「盛大にやろうという気持ちもなかったし、日曜日の晩だけ(チームで)普通に食事をした」と、控えめな祝勝会を済ませて当地入り。前週の優勝により世界ランキングは71位から63位に浮上し、ことし5月から遠ざかるトップ50入りに前進したが、「世界ランクは結果についてくるもの。今は全部の試合で上に行くことしか考えていない」と目前の一試合に向けて集中力を高めた。

パー71設定ではツアー史上最長を誇るモンスターコースは、前年から42ydプラスの7566ydに延長したが、「とくに長いという感覚はないかな」とサラリと言いのける。今季は、オフのトレーニングやクラブ調整により飛距離アップを実感。数字上でも、昨季の282.81yd(全体28位)から300.21yd(同6位)と大きな伸びを示している。「長いミドルや、(2オンで)届くか届かないかのロングホールが、ラクにいけるようになっている。そのへんはだいぶ良いですね」と、長距離コースの攻略に自信をのぞかせた。

初日は午後0時15分に、ディフェンディングチャンピオンのチョ・ミンギュ(韓国)と小平智と同組で1番ティからスタートを切る。(山梨県富士河口湖町/塚田達也)

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