2017年 ネスレマッチプレーレクサス杯

前夜祭でトークバトル! 片山晋呉が“模範的仕込み”で先制点

2017/08/16 14:52
前夜祭では「キットカット」が大活躍? 前年優勝の時松隆光(写真左)と同組に入った宮本勝昌は記念撮影時に手にした ※大会提供写真

◇国内男子(ツアー外競技)◇ネスレインビテーショナル 日本プロゴルフマッチプレー選手権 レクサス杯 事前情報◇恵庭CC(北海道)

国内男子のツアー外競技「ネスレマッチプレー レクサス杯」の前夜祭が、開幕2日前の15日に札幌市内のホテルで行われた。前夜祭では1回戦16マッチの組み合わせが発表され、出場32選手はマッチごとに壇上に上がり、それぞれ対戦相手を前に意気込みを語った。

1回戦のマッチ1で開幕ティオフを務める片山晋呉は、対戦相手の若手・小鯛竜也と壇上に上がると、おもむろに懐から大会主催のネスレ社商品『キットカット』を会場に向けて取り出すパフォーマンス。「このお守りがあるんで、『キットカットできっと勝つ』ということで」と、瞬く間に会場の空気を支配し、心理戦の要素も強いマッチプレー競技の“場外戦”で早くも先制攻撃を決めてみせた。

タレントの中山秀征さんらが進行した各組のトークバトルでは、他にも同郷対決、因縁対決などマッチごとに背景や見どころが明らかになり、宮里優作から先輩後輩の関係を強調された対戦相手の塚田陽亮が「空気を読んでプレーさせたら僕が一番じゃないか」と、会場の笑いを誘って応じる一幕もあった。

前夜祭には、今年から同大会の“グローバルアンバサダー”を務めるトム・ワトソンも登壇し、「ぜひ谷口さんに勝ってもらいたい。なぜならシニアツアーで回っている面々に似ているからね」と、最もシニアに近い谷口徹にユーモアあふれるエールを送った。

優勝賞金1億円をかけた32選手の熱い戦いは、17日に北海道の恵庭カントリー倶楽部で幕を開く。

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