宮里優作、藍の引退会見に「清々しかった」
2017/05/31 17:52
◇国内男子◇日本ツアー選手権森ビル杯 事前(31日)◇宍戸ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇7384yd(パー71)
6月1日に開幕する「日本ツアー選手権森ビル杯」で国内メジャー2連勝を狙う宮里優作が、今月29日(月)に引退会見を行った妹・宮里藍についてコメントした。
会見をテレビで見ていたという宮里は、「緊張していたと思う。その中で理路整然と、自分の思ったことを伝えられたと思う。ありがたい質問が多く、これまで宮里藍がやってきたことが伝わっていたな。良い雰囲気を作っているのは彼女の力だし、見ていて清々しかった」と話した。
自身は30日(火)にコース入りし、開幕を翌日に控えた31日はプロアマ戦に参加し、18ホールをラウンドした。4月下旬の「中日クラウンズ」、5月第2週の国内メジャー第1戦「日本プロ日清カップ」で2連勝。その翌週の「関西オープン」は21位だったが、同大会明けの月曜には海外メジャー「全米オープン」の地区予選会で切符をつかんだ。
直後にはハードスケジュールで出場した同週の「ミズノオープン」で9位に入った。好調が続いている上、つかの間の休みを入れたことで体調も戻り、今週はさらに「良い状態」で臨めているという。
コースの手応えは「ハザードやロケーションで試されるホールが多く、どれだけ決められるか、勇気を持って4日間打てるか」。ショットも「感触は良く、いつも通り気負うことなくサラッとやれればいい」。国内メジャー連勝となるツアープレーヤーNO.1のタイトルを懸けて心穏やかに初日を迎える。(茨城県笠間市/糸井順子)