2017年 中日クラウンズ

片岡大育は2年連続の最終日最終組も4位「忘れ物がある」

2017/04/30 18:17
昨年の雪辱は果たせなかったが和合制覇に課題を見つけた片岡大育

◇国内男子◇中日クラウンズ 最終日(30日)◇名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース(愛知県)6545yd(パー70)

首位に1打差の3位から逆転を狙った片岡大育は3バーディ、2ボギーの「69」に留まり、通算11アンダーで4位タイ。プレーオフ負けした前年大会のリベンジはならなかった。

スタートの1番から2連続バーディで飛び出した片岡は、3番で左ラフからの第2打をグリーンの右に落としてボギー。その後はしぶとくパーパットを沈め続けたが、11番で第1打をフェアウェイに置きながら、ミスが相次いで2つ目のボギーを叩いた。同じ最終組をプレーした宮里優作にプレッシャーをかけられない展開。「最終的には優作さんと2打差。本当に11番のボギーが悔しい」と肩を落とした。

昨年は最終日に17番(パー3)でダブルボギーを叩いて2打のリードを失い、キム・キョンテ(韓国)にプレーオフで敗れた。今年、涙を流すことはなかったが「やっぱりここは難しい。(グリーンの)奥に行っちゃいけない、と気を使うショットが多い。1yd、2ydと打ち分けないといけない」と、課題を改めて自分に突きつける結果となった。

「昨年から“忘れ物”がある。来年も頑張りたい」。和合の借りは和合で――。その思いは一層強くなった。(愛知県東郷町/桂川洋一)

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