2017年 東建ホームメイトカップ

連続トップ10の星野陸也が国内初戦 プロ初優勝に石川遼から祝福も

2017/04/11 17:49
期待の若手として初のフルシーズンを戦う星野陸也。開幕2日前は練習場で調整を続けた

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 事前(11日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

1月のアジア2連戦を終えて賞金ランク11位。昨年夏にプロ転向し、初めてのフルシーズンを戦う星野陸也は、「シーズン国内初戦ということで、自分の中で重要視している。諦めずにしっかりしたゴルフをしたい」と、初日に向けて意気込んだ。

20歳への期待は、昨年末からの実績をたどれば自然と高まっていく。昨年12月のファイナルQTを1位通過して今季出場権を手にすると、今季初戦の1月「SMBCシンガポールオープン」で6位、翌週「レオパレス21ミャンマーオープン」で9位とトップ10入りを続け、2試合で488万円余りを獲得して上々のスタートを決めた。

さらに、2週前の下部ツアー開幕戦「Novil Cup」でプロ初優勝。同じマネジメント会社に所属する石川遼からは、メールで「おめでとう。ツアーでももっと上に行けるから頑張れ」との祝福メッセージを受け取った。同大会出場時は風邪ぎみだったというが、「ゴルフの内容が絶好調じゃなくても、いいスコアで回れることを実感できた」と自信をつけ、本格的なシーズンインを告げる国内初戦に乗り込んだ。

会場の東建多度カントリークラブは「1打目の狙いどころが広く、ラフも短いし、気持ち的にラク」と、平均300ydを誇る飛距離のアドバンテージを存分に生かせそうだ。開幕前日のあす水曜日は、プロアマスタート前の早朝に9ホールの練習ラウンドを行い、最後の調整を行う予定。「今年(レギュラーツアーで)1勝して、賞金ランキング10位以内に入りたい」と、志し高くシーズンの目標を掲げた。(三重県桑名市/塚田達也)

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