暑さで記憶が飛んだ! キム・キョンテ「集中力が……」
2017/01/28 20:18
◇国内男子&アジア共同主管◇レオパレス21ミャンマーオープン 3日目(28日)◇パンラインGC(ミャンマー)◇7103yd(パー71)
やはり来た、と思った勢いは途中で止まった。過去2度の賞金王タイトルを持つキム・キョンテ(韓国)は、12番(パー3)までに5バーディを奪って首位に並んだが、中盤以降の3ボギーでやや後退。この日「68」と3つスコアを伸ばすにとどまって、通算10アンダーの2位とした。
「スイングとかパットの感覚が悪くなったわけじゃないんですけどね…」と、困ったような顔で振り返り、「集中力が落ちました」と告白した。先週から続く連戦と、ミャンマーに入ってから連日31度を超す暑さと陽射しで消耗したことが原因だという。
13番以降に3ボギー。そのうち、14番と16番は3パットだ。「歩いてラインを見にいって、こんな感じだなってイメージしたのに、打つ直前に記憶が飛んでしまった。どこに打って良いか分からなくて、適当に打った感じです」と、ともにロングパットの距離感をまったく合わせることができなかった。
「これじゃダメだ」と気合いを入れ直した最終18番(パー5)は、刻んだあとの3打目を1.5mに寄せてバーディ締め。「途中、悪いところもあったけど、1打差で終わって良いところにいる」と、結果だけをみれば及第点。「あすは体力が大事になるので、しっかり休みたい」と、最終日のティオフまでにどれだけリフレッシュできるかを課題とした。(ミャンマー・ヤンゴン/今岡涼太)