国内男子ツアー

【ベストショット2016】国内2戦2勝 松山英樹の圧倒的強さ

2016/12/25 09:28
富士の麓に松山英樹が大きくそびえ立った

2016年もプロゴルフ界では、幾多ものドラマが生まれた。GDOとともに日本各地、世界各国を飛び回り、そんなシーンを切り取ってきたフォトグラファーが、今年のベストショットを選んだ。

米国を主戦場とする松山英樹は今年、国内で「日本オープン」と「三井住友VISA太平洋マスターズ」に出場。2戦とも他を圧倒する強さを見せ、勝利した。海外でも「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」「WGC HSBCチャンピオンズ」「ヒーローワールドチャレンジ」で勝利し、世界ランキング6位で年の瀬を迎える。

フォトグラファー内田眞樹が選んだのは、多くのファンが一挙一動を見つめる中、雄大な富士山、紅く色づいた木々を背景に1打を放つ松山の1枚だ。

<フォトグラファーのひとこと>
「今ではもう、日本の松山英樹という言葉が正しいのかどうか分からないほど、世界を代表するゴルフプレーヤーに成長した松山。出場する試合、出場する試合を優勝、優勝と、強かった頃のタイガーでさえ成し得ただろうか?と疑問がわいてしまうほどの強さを見せる。そんな松山も主戦場は海外であれ、年に数回、日本に帰ってきて日本のギャラリーを楽しませてくれる。この1枚にはそんな想いが全て詰まっている。四季の美しい日本。日本一といえば富士山。彼を待ち望んでいる大勢のギャラリー。そして、日本の、世界の松山英樹。これからもずっと僕らを魅了し続けてほしい」