2016年 ダンロップフェニックス

池田勇太は左肩に痛み 上位発進も2日目はプレーできるか

2016/11/17 17:54
池田勇太は左肩に氷のうを当てながらのラウンドに。プレーの継続に不安をのぞかせた

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 初日(17 日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎) ◇7027yd(パー71)

賞金王争いで約865万円差の2位につける池田勇太は、「火曜日(15日)に急に痛くなった」という左肩痛を抱えながらも、6バーディ、3ボギーの「68」でプレー。首位と4打差の13位と上位発進に「今のコンディションなら上出来」としながらも、「これじゃ無理かもしれない。かなり痛い」と表情は険しいままだった。

火曜日のショット練習中に、何の前触れもなく左肩に「ズキン」と痛みを覚えた。大会が迫っていることから検査にも行けず、針などのケアを施すも改善は見られなかった。「(大会の欠場を)考えた」という中で出場した開幕前日のプロアマは、左肩の様子を探りながらも何とか18ホールを完走したが「火曜日から、ずっと痛い」と回復の兆しは見えていない。

初日も、クラブを握るとき以外は左肩の周辺を氷のうで冷やしながらのプレーとなった。「問題はあしたの朝。出来なくなる可能性大ですね」と2日目のプレー継続に不安をのぞかせた。

対して賞金ランク1位を走る谷原秀人は、好調なショットをビッグスコアにつなげての7アンダー首位発進。予選落ちした前週末には病院へ足を運び、丹念な検査とボディケアを受けて体をリフレッシュしたという。スコアに大きな開きはないが、フィジカル面では明暗を分ける形となっている。(宮崎県宮崎市/塚田達也)

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