2016年 ホンマ・ツアーワールド・カップ

5連続ボギーのち4連続バーディ 谷原秀人の自虐的感想は?

2016/10/06 20:00
ホストプロの谷原秀人は前半5連続ボギーから、後半4連続バーディの快進撃で面目躍如

◇国内男子◇HONMA TOURWORLD CUP AT TROPHIA GOLF 初日(6日)◇石岡ゴルフ倶楽部(茨城)◇7071yd(パー71)

賞金ランクトップを走る谷原秀人が、バーディ合戦が繰り広げられる展開の初日、6バーディ5ボギーの「70」で1アンダーの49位と出遅れた。

ビックリするような初日のスコアカードとなった。午後組で1番ホールから出ると、2番(パー5)、3番で連続バーディ。ところが、迎えた5番(パー5)でこの日1つめのボギーをたたくと、前半折り返しの9番までずらり『△』が並んだ。「5連続ボギー。なかなか出せない夢のようなゴルフだった」と自虐的な笑いを浮かべて振り返った。

だが、今週はクラブ使用契約を結ぶ本間ゴルフの主催大会。試合を投げるわけにはいかない。「イーブンまでには戻したいと思ってプレーした」という後半で、14番から4連続で今度は『○』を並べて粘りを見せ、「気合いの4連続バーディ」と恥ずかしそうに振り返った。

大会前に心配していた左肩痛は、連続ボギーとした前半はまだ小康状態を保っていたが、ラフからのショットを続けるうちに痛みが出た。「フジサンケイクラシック」で最終日に棄権を強いられた背中痛の発症から、ショットのリズムがつかめなくなってもいる。この日もホールアウト後は、痛みと不調をさんざん嘆いたが、トッププロはその自覚と意地で4日間を戦い抜くつもりだ。(茨城県小美玉市/糸井順子)

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