2016年 関西オープン

14歳の三田真弘 2番目の年少記録で決勝へ

2016/05/20 19:14
三田真弘は崩れながらも上位をキープ。ツアー史上2番目の若さで決勝進出を決めた

国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」の2日目。2位からスタートした14歳の三田真弘(さんだ・まひろ 岡山市立京山中3年)は1バーディ、5ボギー「75」と崩れながら、通算イーブンパーの16位タイと上位をキープ。3度目のツアー出場で初の予選通過を決め、23人が出場したアマチュア最上位で決勝ラウンドに進んだ。

14歳51日での予選通過は、伊藤誠道の14歳21日(2009年「VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント」)に次いで2番目の年少記録。更新には30日及ばず、「最年少だったら少しは違ったかもしれませんけど、そのへんは気にしていなかった」と冷静に受け止めていた。

周囲から「頑張れ!」との声援を受けてのティオフも、序盤から大きくつまずいた。「自分の中では普段通りだったけど、アドレナリンが出ていて1番手くらい大きく飛んでいた」とアイアンの距離感が合わず、最初の1番から4連続ボギー。それでも、意識的に番手を1つ下げた5番以降はイーブンにまとめ、「そこは満足しています」と納得の表情だった。

2位発進とした初日を終えて「一番の目標」としていた予選通過を果たし、まずは最初の関門をクリア。「自分のプレーをして、少しでも上にいけるように頑張ります」と、決勝ラウンドでの再浮上を誓った。(和歌山県橋本市/塚田達也)

2016年 関西オープン