国内男子ツアー

次期JGTO会長就任へ 青木功「そういう時期が来た」と胸中明かす

2016/02/24 15:29
次期JGTO会長候補として注目の青木功がハワイから帰国直後に取材に応じた

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の次期会長への就任が有力視されている青木功は24日、合宿先のハワイから帰国した成田空港で取材に応じ、「そういう時期が来たのかな、というふうには考えている」と述べた。

2期4年を務めた現職の海老沢勝二会長(元日本放送協会会長)が、22日に行われた理事会で正式に退任の意思を表明。これと前後して、ジャパンツアー選手会(宮里優作会長)の内部からは、プロ通算85勝(国内男子57勝)で、昨年秋には旭日小綬章を受章し、JGTOの特別顧問も務める青木を推す声が高まっていた事情があり、青木本人の意思表明が注目を集めていた。

新会長を巡る一連の流れを受け、空港で報道陣に囲まれた青木は「オレは頭が痛くなることは考えないほう。“えっ?”という感じだったし、みなさんが思っている以上に重荷に感じている」と正直な気持ちを吐露した。その上で、「ただ、こういう事態になっているということでオレにも期待されているのかなとも思う。やるにしても、海老沢会長や宮里選手会長といろいろ話しをして、これからゴルフ界が良い方向に回るように話をしながらしていきたいなあとは思っている」と、就任への覚悟も言葉に含めた。

JGTOは3月4日に行われる社員総会で理事を改選。新理事の互選によって同日中に新会長を決定する。