海老沢JGTO会長が退任表明 青木功が就任へ

日本ゴルフツアー機構（JGTO）の海老沢勝二会長（元日本放送協会会長）は19日、今年3月の任期満了をもって、会長職を退任する意向を示した。海老沢体制は2期4年間で終了する。

次期会長には、宮里優作選手会長ら選手会側が推している青木功（JGTO特別顧問）の就任が濃厚となった。

海老沢氏はこの日、東京都内で開催されたゴルフ殿堂式典の会場で取材に応じ、退任の意向を表明。後任が確実視される青木について「青木さんは経験もあるし、叙勲も受けている。その経験を生かして良い方向に持っていってほしい」とエールを贈った。

自らについては「引退しても協会のために支援したい」との考えを示した。今月22日に行われる理事会で、退任を正式に表明する。

新会長は、選手らも出席する3月4日の社員総会で選任された理事の中から、同日中に開かれる理事会で互選される。