2016年 SMBCシンガポールオープン

スピースは首位と3打差 最終日20ホールの戦い

2016/01/30 21:34
逆転はもちろん可能。首位と3打差で最終日20ホールの戦いを迎えるジョーダン・スピース

シンガポールのセントーサゴルフクラブで行われている日本ツアーとアジアンツアーの共同主管競技「SMBCシンガポールオープン」3日目、世界ランク1位のジョーダン・スピースは第3ラウンドの後半16番まで終えて、通算6アンダーの暫定5位タイにつけた。

午前中に第2ラウンドの積み残し12ホールをプレー。ショットで作ったチャンスを生かしきれず第2ラウンドを「70」(パー71)で終えて、首位とは4打差の7位タイで決勝に進出した。中断続きの変則スケジュールに「ジュニアの頃、大学時代、プロになってからも何度も経験してきたこと。リズムは崩さないように」と話したが、その後も得意のパッティングを決めきれない。

午後2時50分からの第3ラウンドでも、カップ際をすり抜けるボールに、イライラを募らせた。4番(パー5)でグリーン右サイドのバンカーからの3打目を寄せてバーディを決めながら、続く5番ではフェアウェイバンカーからの2打目が、バンカーのアゴに当たるミスショットが生まれてボギー。その後2バーディを決めたが、日没間際の15番でボギーを叩いた。

暫定首位のソン・ヨンハン(韓国)との差は3ストローク。逆転優勝は最終ラウンドと合わせた残り20ホールのプレーにゆだねられた。(シンガポール・セントーサ/桂川洋一)

2016年 SMBCシンガポールオープン