5年連続で初優勝者が誕生か?山下和宏「波は来ている」
2015/06/03 18:08
明日4日(木)、茨城県にある宍戸ヒルズCCで開幕する国内男子メジャー「日本ツアー選手権森ビル杯」は、過去4年連続でツアー初優勝者が誕生している。2011年のJ.B.パクから始まって、12年:藤本佳則、13年:小平智、14年:竹谷佳孝という具合だ。
今年もその流れが続くのか?だとすれば、今季5戦中3度のトップ10入り(うち2位2回)を果たしている山下和宏に注目だろう。
この日、プロアマ戦に出場した山下は、「ここまでティショットが悪かったけど、修正できそうな感じがする」という。「気付かないうちにスイングに力が入っていた。関西のコースは距離が短いのでごまかしが効いたけど、しっかり打つときにミスが出ていた」
今年は例年よりラフが短いが、やはりグリーンできっちり止めるには、「ティショットが鍵になる」と、フェアウェイキープの重要性を強調。修正できそうな雰囲気に「(いまの状態が)本物か確かめるようなラウンドになる」と、期待感を口にした。
4年連続で初優勝者が誕生していることを伝えると「最終日まで、そういう位置にいられればね」と笑った山下。「でも、今は自分のゴルフの技術と調子の波が来ている。ちゃんとその波に乗り損ねないように回っていきたいと思う」と静かに意気込んだ。(茨城県笠間市/今岡涼太)