2015年 関西オープンゴルフ選手権競技

海外勢の連勝ストップへ 前年覇者の小田孔明「いかなくちゃいけない」

2015/05/20 17:55
前年覇者は小田孔明。開幕前日はコースに出ず、軽めの練習で最後の調整を終えた

国内男子ツアー「関西オープンゴルフ選手権競技」は21日(木)、滋賀県の名神八日市カントリー倶楽部で開幕する。

今年の舞台は、過去に1982年の「日本プロ」、女子では05年に「日本女子プロ」と男女メジャー競技が行われた名門コースだ。前年覇者の小田孔明は、19日(火)に初めて18ホールをプレーし、「アウトは伸ばしやすいけれど、インは狭くて距離が長いので耐えるゴルフになる」というのが第一印象だ。

総距離は6900yd(パー71)と短く、グリーンは比較的ソフトな仕上がりとなっている。「優勝スコア? はまれば20アンダーは出そう」とロースコアの争いを予想。「ドライバーを振ればいいってわけじゃないコース」と、ティショットの的確な判断が迫られる側面も備えた18ホールで「メリハリよく攻めていきたい」と、攻略へのプランを掲げた。

海外勢が開幕から3連勝中で迎えたディフェンディング大会。「調子は良くないだけにガンガンいけない状態ではあるけれど、そうは言っていられない。いかなくちゃいけない」。賞金王の背にかかる期待は今週、いつにも増して高い。(滋賀県東近江市/塚田達也)

2015年 関西オープンゴルフ選手権競技